久光 良一

久光 良一(ひさみつ りょういち)

久光 良一 自由律俳句
1935年(昭和10年)1月21日–

層雲自由律同人、層雲同人、現代俳句協会会員
和田徹三の「湾」に参加したこともあるが、その後、自由律俳句に傾倒。
種田山頭火久保白船と共に周防三羽ガラスと呼ばれた江良碧松の始めた周防一夜会に入り、会長も歴任した。
田布施町文化協会会長も務めた。
2001年には第22回山頭火全国大会で山頭火賞を受賞した。
また放哉賞俳句大会において何度も受賞・入選をしている。
2013年に喜寿を機に文學の森から第一句集の「走り雨」を出版。
2015年に傘寿を機に第二句集の「残り火」を出版。
近況は「なんでも掲示板」が参考になる。

代表句

・まずしいくらしの屋根に青空のせている(山頭火全国俳句大会「山頭火賞」受賞作品)
・割った卵の耐えているかたちを崩す(第8回放哉賞俳句大会入賞作品)
・わたしを呼んでいる雲に窓あける(第13回放哉賞俳句大会「文学の森賞」受賞作品)

略歴

山口県熊毛郡田布施町在住
旧電電公社(現在のNTT)に勤務するが定年前に帰郷する。

参考文献